野田医院

婦人科

個人病院ならではのきめ細やかなサポート

婦人科では、更年期障害、子宮内膜症、子宮脱、月経不順、月経困難(月経痛)などを中心に診断、治療を行っております。また保険診療以外でも相談にも応じます。治療方針は色々な治療法の中からご本人に一番あった方法を相談しながら決めていきます。ご本人より治療法のご希望がありましたら、可能な限りその方法を軸にした治療を行います。

月経に関するお悩みもお気軽にご相談ください。疲れや生活環境の変化で一時的に月経不順に陥る人は多いです。月経不順は軽度のものであれば治療の必要はありません。目安としては2ヶ月間生理が来ないようなら必ず検査、治療を受けましょう。2ヶ月以内でも、いつも月経周期がバラバラな人も一度検査をお勧めします。月経痛は人によってさまざまです。月経のたびに毎回何日も寝込んでしまったり、他の病気により月経痛が重い場合もありますが治療法は色々あります。定期的に検診を受けることをおすすめいたします。

子宮がん検診

どんな病気がわかるのでしょうか?

一般的には「子宮がん検診」というと「子宮頸部細胞診(+婦人科内診)」を示します。これは子宮頸部のがんの診断はできますが、子宮体部や卵巣などの臓器の診断には不十分です。

●子宮頸がん子宮頸部細胞診で判断します。
●子宮筋腫
●子宮内膜症
●卵巣腫瘍
●卵巣嚢腫(良性の卵巣腫瘍)
●卵巣がん(悪性の卵巣腫瘍)
ある程度のおおきさになると、内診でわかることがあります。
診断するには、経腟超音波検査が有用です。
●子宮体がん子宮内膜細胞診で判断します。

検査では、どのようなことをするのでしょうか?

子宮頸部細胞診

子宮の入り口を綿棒やブラシなどの器具で擦るようにして細胞を採取します。
子宮頸がんやその前がん病変の有無を検査します。

婦人科内診

●外陰部に異常がないか、視診で確認します。
●腟鏡という金属の器械をいれて、腟壁や子宮口に異常がないか観察します。出産や性行為の経験のない方には、その人にあった大きさの腟鏡を使用しますのでご安心ください。

経腟超音波

腟から超音波の細い器械をいれて、子宮や卵巣を観察します。腹壁からみる超音波より小さい病変を見つけることができます。

子宮内膜細胞診

子宮の内部まで細い管状の器具を挿入し、内面をこするようにして細胞を採取します。子宮体がんや、その前がん病変の有無を検査します。

受診時の注意点

①月経中を避けて受診しましょう。
月経中は、
・大量の血液により充分な細胞量が採取できない
・細胞が出血の影響を受け、検査の質が落ちる
などの影響がでてしまいます。
信頼性の高い検査にするためにも、月経周期を考慮して受診時期を調整しましょう。
②パンツスタイルやタイトスカートよりも、ゆとりのあるスカートを着用されるほうが、診察の準備がしやすくなります。

漢方・更年期・思春期外来

更年期障害の症状は不定愁訴と言われるように人によって様々です。のぼせ、発汗、イライラ感や倦怠感などが代表的な症状で、程度も人によって様々です。日常生活で身の回りのことさえ全く手につかなくなってしまう人から、何も症状のない人までいます。治療法ではホルモン剤・抗精神剤・漢方薬などがあります。色々な治療法を組み合わせてご本人に一番あった治療法を見つけていきましょう。漢方薬は体に合うものが見つかれば大変良い方法と言えます。

更年期、漢方、思春期外来を携帯またはPC、院内のタッチパネル予約機で予約でますのでご利用ください。また、遺伝相談もおこなっています。

山口昌俊先生(宮崎大学医学部附属病院病院教授)の外来

水曜日(不定期:月2-3回)カウンセリングルーム
プライバシーが保たれた明るいカウンセリングルームで山口昌俊先生の診察・診療をゆっくり受診出来ます。

経歴
日本人類遺伝学会・遺伝カウンセリング学会認定臨床遺伝専門医
日本東洋医学会認定指導医
日本内分泌学会認定内分泌代謝専門医(産婦人科)指導医(産婦人科)
日本人類遺伝学会・遺伝カウンセリング学会認定臨床遺伝指導医
日本東洋医学会認定 漢方専門医
日本女性医学会認定専門医